マイク・オールドフィールド歌詞日本語訳
Hiawatha's Departure extract from "Hiawatha" by Henry Wadsworth Longfellow ロングフェロー「ハイワーサ」からの抜粋 ギッチーグミーの海岸沿いの ハイワーサはたたずみ待っていた 西には目の前に森が広がっている 彼の頭上には天国が光り輝き 巨大な森の縁で ハイワーサの表情からは 喜びと幸せの微笑みにあふれ ただずみ待っているハイワーサ 太陽の光が彼の顔に差し込んでいる 水の上を浮かびながら、飛びながら 浮かんでいるように、飛 んでいるように それともあおさぎ? それは雁でもダイバーでもなく それはかいのついたカバの木でできたカヌーだった、 The Son of the Evening Star 太陽は沈んでいくのか 波は染まっている 深い紅色に そう太陽は沈んでいく いや、赤い白鳥が浮かんでいるんだ 宵の星の向こうに Ode To Cynthia 女王と女のハンター、貞淑で美しく 大地よ、なんじのねたましい影をおとすことなく そなたの真珠がちりばめられた弓を置け 宵の明星がそなたの光を請うている |
このページを開設して以来、Incantationsの中のボーカル部分の日本語訳を紹介したかったが、とても時間がかかってしまった。この元詩の前半はロングフェローの詩そのもで、本格的な詩であり、文語的表現の固まりで、難航したからだ。Part2の最後に現れるのがロングフェローの「ハイワーサ」からの引用で、Part4の最後に現れるのはベン・ジョンソンという人の詩による「シンシアによせる詩」となっている。共に4行詩であり、文語を使ったり、表現のわからないものが多く、たいへんに難しい。おそらく多くの箇所で翻訳ミスをしていると想う。ただ、あの名作Incantationsの中で重要な位置をしめるボーカル部分が何を語っているのか、意味は理解できると想う。こんなに抽象的な詩を見事に曲の中に盛り込んでいる手腕は見事だと 改めて痛感するファンは多いだろう。もし、翻訳ミスがあったら是非ご一報ください。
Sally サリー 一緒にどこでも行ってくれる人がいるって素敵なことだよね サリー、僕はだたのゴリラの役さ 1+1が2になるように、君だけはその役をやり遂げなくちゃいけない サリ� ��、僕はだたのゴリラの役さ 僕に鍵をくれるかい?そして僕に会ってくれるかい?特にあらたまることなんてないんだよ サリー、僕はだたのゴリラの役さ 1+1が2になるように、君だけはその役をやり遂げなくちゃいけない サリー、僕はだたのゴリラの役さ |
Platinumの紹介の際に詳細に触れたが、初回リリースだけで後は差し替えられてしまった幻の名曲。オールドフィールド自ら歌い、一見コミカルに感じるものの切なく恋を歌う彼の曲は心に響く。歌詞もかなり変わっている。最初のフレーズの部分を訳するのにとても苦労したため、かなり意訳になっていることをご了承ください。間奏部のマイクのギターはとにかく最高。
The Deep Deep Sound 深き深き海峡 さあ心静かに、出発しよう |
Five Miles Out の冒頭を飾る名曲Taurus Uの中間部に現れるマギー・ライリーのボーカル部分は、The Deep Deep soundと名づけられている。ファンによる俗につけられた名前ではなく、ちゃんとCDのライナにも書かれている。(なぜかまるで消しているかのようにぼかして、ほぼ判読不明だが) このSoundの意味は音としてしまいそうだが、全体の意味から考えると海峡、入り江という意味を当てるほうが正解だと思う。LPのA面全曲をしめ、また3つのTaurusシリーズの中間となるこの牡牛座をテーマにした曲の歌詞であることを考えると、やや抽象的なこの歌詞の意味もなんとなく分かってきそうな気がしてしまう。日本語盤の歌詞カードは耳コピーで英語を聞きとり、聞き取りミスと誤訳を重ねてしまっており、かなりいいかげんなものになっている
Orabidoo オラビドゥ 高原の上にそびえる明けゆく空をご覧なさい まるでカトマンズからのメッセージのようだよ のんびりひなたぼっこしながら時を過ごそう ほら気をつけろ カトマンズの嵐だ 高原からの呼び声だ カトマンズからのメッセージだ 空は青く澄みきっている 遠出をしようじゃないか (そんなふうに二度とやってくるなよ、おもしろく無いじゃないか ああ 魂の島よ それは私にそんなに意味、なぜ地獄suddnely私が参照してください。 水は退き、流れていく 季節はめぐっていく 日の光が目の前の岩の海岸できらめいている 私の夢の中にいてください 夢で逢いましょう |
Five Miles Out に収録されている曲。タイトルの意味は不明。前半はオールドフィールドの声が思いっきり加工されており、歌詞を聞き取ることは難しく、むしろコーラスとさえ感じてしまうほど。歌詞カードも後半のライリーのボーカル部分しか記載されていない。(日本版ではライリーの部分をその後の曲であるMount Teidiと紹介してしまっている。)この曲の意味を理解するためには前半のマイクのボーカルの部分から考えないといけない。僕の解釈は、マイクのボーカルに相当する人は登山家であり、友人とカトマンズへやってきたが、突然の嵐のために遭難した。嵐のあとまた空が青く澄み切っていると言っているのは、彼が天国へ上ることを意味していると思う。その後の短いフレーズは、直接歌詞とは関係ないと考え( )付けした。この部分はヒッチコックの映画の中の台詞を引用しているそうだ。引き続きライリーの歌詞の部分は、彼の妻の役割であり、遭難して生死がわからない夫を心配する妻が、最初はまだ生きていることを信じているが、後半では事実を受け入れようとしていると思う。僕の解釈が違っていたとしても、ライリーの歌� �の部分だけでは意味が抽象的すぎ、日本版の日本語訳も間違ってはいなくとも、わかりにくいものになっている。
Moonlight Shadow 月影 彼女が彼を最後に見たのは 夕闇の中でささやく木々は 遠い天国であなたにあえることを祈り続けます 午前4時 遠い天国であなたにあえることを祈り続けます 遠い天国であなたにあえることを祈り続けます 彼女が彼を最後に見たのは |
オールドフィールドのファンにとっては、ムーンライトシャドウの歌詞の翻訳を紹介するまでも無いかもしれないが、多く出ている国内版の日本語訳が、この曲の切なさ、悲しみをうまく訳しきれていないという不満があったので、自分なりのものに挑戦してみた。(Complete Mike Oldfieldに入っていた翻訳が一番よかった。)もっとも英語から日本語に訳するということは、原文の韻や英語独特のフレーズは表現できないわけで、完璧というのはあり得ないことは承知しているつもり。オールドフィールドの歌ものの中ではもっとも有名で、かつ一般受けする曲で、ヒットしたのはうなづける。そのメロディと歌詞のマッチングは文句のつけようが無く、マギー・ライリーの歌声は本当に素晴らしい。恋人が死んでしまうテーマの曲は先に紹介したOrabidooもそうだし、Crime Of Passionも、男から見た恋人の死を歌っている。
翻訳に当たり、困ったのがCaught In the middle of a hundred and fiveの105が何を意味しているのかとうこと。何かスラングなのかもしれないと想いいろいろ調べたがわからなかった。Dark Starに問い合わせのメールを送ってみたら、返事が来て、どうも単純に人の数を意味しているらしい。それに沿って訳してみた。105人とは事件を知って駆けつけた人々のことではないだろうか。また12インチヴァージョンではCaught In the middle of a hundred and fiveの前にThe crowd gathered just to leave himというフレーズが追加されている。そのフレーズから見ても、その解釈でいいと思う。ロングヴァージョンタイプで翻訳した。
また疑問に思っていたのが、曲の初めの部分にある英文に2つの説があること。"Lost in a river that Saturday night"と"Lost in a riddle that Saturday night"の2つのパターンがあること。(thatをlastとしているものもある。)確かに聞き取りにくい部分であり、日本語のライナでも2つのパターンがあるし、ネットで掲載されているものにも2つに別れている。Lost in a river that Saturday nightの方が多いようだ。僕にはどうしてもLost in a riddle that Saturday nightと聞こえてしまうので、それにそって訳している。つまり、「土曜の夜の不可解な出来事に巻き込まれ」か、「土曜の夜、川に消えて」のいずれかをとるかに別れる。リバーでも確かにFaraway on the othersideと引っかけるとおかしくないし、別に不可解な出来事でもおかしくない。Dark Starに問い合わせてみたところ、Lost in a riddle that Saturday nightが正解だろうという回答をもらった。日本では歌詞をライナにのせるのは常識だが、海外ではむしろ掲載する方が例外。だからこんな誤解が生じてしまう。
To France フランスへ 荒海にこぎ出していく、水の上をわたっていく 影のように異国の地をさまよう 私はランプの明かりで一枚の写真を見ている フランスにたどり着くことはできない |
おそらくオールドフィールドのヴォーカル曲の中ではMoonlight Shadowの次に有名な曲だろう。印象的なイントロから始まり、マギー・ライリーの美しい歌声、そしてNever going to get to Franceという切ないフレーズが心に響く。歌詞をみるとフランスへ抜け出そうとして、さまよい続けているメアリ女王に語りかけているようだ。事実このメアリ女王はスコットランドの女王で、オールドフィールドはその人の生涯に触発されてこの曲を作った。(メアリ女王がどんな人かは知らない) 美しい旋律と美しい歌詞、美しい歌声、そしてサイモン・フィリップスのドラム以外はすべてオールドフィールドの演奏。ほぼ完璧に近い名曲だと思う。(12インチの方がより素敵)(Elementsに収録されているライナの日本語訳はちょっとすごい。全く歌詞にない「気まぐれな農夫」、「危険が迫っている」なんていう言葉が混じっている。)
Talk About Your Life あなたの生き方を教えて 真夜中の街灯の中を歩いていく 私たちはこんなに遠くまでくる必要があったのかしら あなたの生き方を教えてほしい あなたの偽りがわかったわ 雲� �中で走りながら |
DiscoveryのB面の最初にあたる曲。地味な曲だがとにかく好きな曲。日本語のタイトルは「人生を語ろう」とされていた。日本語タイトルが歌詞の意味を無視している一つの例。マギー・ライリーの歌唱力を感じさせるこの曲はTO FRANCEのフレーズが使われ、かつライリーのヴォーカルにライリー自身のスキャットによるコーラスが被さるくだりは本当に美しい。Talk about your life, I'd like to know. It's not easy going where no-one goes, And no-one knows.の歌詞に特にじんと来てしまうのは僕だけだろうか。
ここで、iは映画シカゴから曲を聞くことができます
Saved By A Bell 鐘の音に救われて 僕の天体望遠鏡を覗いてご覧よ 射手座へ旅立とう 鐘の音に救われて 地獄に苦しみ 銀河は輝くダイヤモンドのように光り、 僕を水瓶座を見に連れていってくれないか 鐘の音に救われて 地獄に苦しみ |
Discoveryのボーカル部分の最後を締めくくる曲。バリー・パーマーが叙情的に歌っているこの曲もとても好きだ。To Franceから始まって、いくつかの物語のようなヴォーカル曲が続いていって、この曲がそのエピローグになるような気がする。歌詞の中に「鐘の音に救われて」いながら、「地獄に苦しみ」以降の一見矛盾する歌詞があり、この解釈でファンの間で議論があったようだ。2つの説があり、ひとつはオールドフィールドのTubular Bellsのヒットの後の精神状態を意味しているとうもの、もう一つはTubular Bellsのヒットで事業に成功することになったリチャード・ブランソンへの皮肉を意味しているというもの。後者の説の方が有力になっているようだ。なぜなら、もし前者の説なら、歌詞の中にオールドフィールドの星座である牡牛座がでてくるはずだから。しかし、裏の意図をあまり意識しないで素直にこの曲を聞くべきかも。
Flying Start さあ飛び立とう 今までどうしていたのか太陽の下で話をしよう 暖かい風がひっきりなしにそよいでいる 風は答えを運んでくるだろうか? 地中海の幻想の城が見えたかい? さあ飛び立とう 太陽は常に輝き、親しい顔ぶれとワインのある場所へ ドアの向こうの輝きから二つの暗い目がのぞいている さあ飛び立とう< br/>世界のすべてを歌わせよう ほこりっぽい道と進路の上で、さあ、振り返るときがきた。 中に誰かいないかい?さあ答えておくれ。 さあ飛び立とう |
マイクの旧友ケビン・エアーズが歌うこの曲は、歌詞の通りここちよい地中海の風が吹いてくるようなさわやかなイメージが漂っており、そのプロモーションビデオにおいても、ケビンもマイクも実にリラックスしている。この歌詞を翻訳してみると、マイクとケビンが久しぶりに再会し、いままでに起こったことをワインを飲みながら地中海の見えるところで語り合っているようにさえ思えてくる。(地中海といえばTB3制作を行ったイビザが思い浮かぶ)その歌詞の中に実際「made the whole world sing」というフレーズがあり、これは疑いもなくKevin Ayers and the Whole Worldのことであり、二人の友人関係を歌っていることになるだろう。事実、ケビンは自分の作品でもこの曲を採用している。そういう意味で聴くとこの曲はさらに味わいを増してくる。Flying Startという言葉には「助走スタート」という意味があるのだか、歌詞の内容から考えて単純な意味をあてはめた。
North Point ノースポイント ノースポイントへ行ったことがありますか? どうやったら私たちは近づくことができるのでしょう。 ノースポイントの良く晴れたある日 ノースポイントへ行ったことがありますか? |
Islandsに収録されている隠れた名曲。アニタ・へジャーランドが歌う曲の中では一番気に入っている。特に間奏部のマイクのリードギターは実に情感がこもっていて心に沁みる。まるでカモメの声のような響きもすばらしい。メロディも全体的に切ないムードを漂わせ、哀愁を感じされるものになっている。翻訳にあたり、今でも解決していないのがNorth Pointの意味。タイトルはNorth Pointなのに、歌詞ではNorhtpointの1単語にしてしまっているから、よけいに悩んだ。North Pointなら北の岬という意味でもいいと思う。ビデオも岬が出てくる。しかし全体の意味からこれは想像の土地の固有名詞と判断し、あえて日本語をあてはめず、ノースポイントとした。国境のはずれにある壁に囲まれた小都市。その中にいる恋人に会おうとして逢えない人がたくさんその周りを取り囲んでいる風景を想像した。あるいは日本で言う彼岸的意味をこめると、死んだ人々の住む町として考えれば、恋人を失った人々がその周りを取り囲み、いざ自分も死んだときにその中で再会し、ともに月へ旅立つ・・・なんていう解釈は行き過ぎか?
When The Night's On Fire 夜が炎に燃え上がるとき 私は願っていた。あなたはわたしの霊感でいてくれることを。 夜が炎に燃え上がるとき 数時間も風が吹く音を聞こうとしていた 夜が炎に燃え上がるとき 夜が炎に燃え上がるとき むこうに一羽の鳥が見えるでしょう? 夜が炎に燃え上がるとき デモヴァージョン歌詞 説明がつかない、充分に理解することなどできない 君が健やかに眠るとき、青い夜が忍び寄る 空中の種のように君はどこか遠くを旅してゆく オジー·オズボーンは、リードシンガーだった人 君が健やかに眠るとき、青い夜が忍び寄る 君が健やかに眠るとき、青い夜が忍び寄る |
アニタ・へジャーランドが叙情的に歌い上げるこの曲はIslandsとメロディはほぼ同じであるが、そのアレンジがあまりにも違うため同じ曲とは思えないくらいイメージが異なる。当時蜜月期間だったマイクとアニタの自分自身のことを歌ったのかもしれない。この曲には、バリー・パーマーが歌うデモヴァージョンが存在するが、歌詞が大きく異なり、またメロディも同じながらも、いかにもデモヴァージョンといった感じで演奏はさほどこっていない。それでもオリジナルとはまた異なる味わいがあり、バリー・パーマーという人もマギー・ライリーと同様にマイクの曲を歌わせるにふさわしい人であったことがよくわかる。最初からバリー・パーマーに歌わせるつもりがあったのかどうか不明だが、このようにデモバージョンで、な おかつ違う人が歌っているというのは極めて珍しいので紹介した。また他にもボニー・タイラーがこの曲とIslandsをメドレーで歌っているなどというデモもあるくらいだから、この曲の誕生までには紆余曲折があったのかもしれない。
Amarok アマロック みなさん、こんにちは。 たぶんみなさんはいまのところ何一つ起こっていないとお感じと思います。ははははは。よろしい、私がみなさんにお話ししたいのはエンディングについてであります。はい、普通エンディングというのは最後に起こるものであります。でも、みなさんご承知の通り、エンディングというものは始まりを意味するのです。そうですね、ひとたび物事が始まってしまったら、それを止めることはとても困難であります。しかしながら、私たちが今まで経験してきたところ、この状況下では最高の解決策は進み続けることです。さあ進み続けましょう。終わらせることなく。 この世の中は新鮮な始まりを求めていることを忘れずに。この国をはじめ世界中で始まりを我々は熱望しているのです。だれも� ��ンディングという言葉を聞きたがっておりません。みんな座りたがっているのはわかります。気楽に行きたいこともわかります。もちろん私たちは良いものを求めているのです。新しい始まりを探しているのです。 |
Ommadawn 2といわれるAMAROKの最後の最後に現れる女性の語りの部分。まるで魔法使いの魔女のように、実に回りくどい表現で語っていく。初めて聴いたときは少々不快な印象さえ与えられたが、長い長い曲の最後にたどり着いた、いわば悟りを与えてくれるような印象を最近感じるようになった。少々宗教かかってきてしまいそうだ。ちなみにこの声の女性の人は、イギリスでサッチャーの声に似ている人で有名らしい。この声も聞く人が聞けばサッチャーが語っているように聞こえるらしい。
Fairytale of Amarok アマロックのスリーブのお伽噺 昔々、おそらくアイルランドのあるどこかだとは思うが、(いやそれはアフリカかマダガスカルであったのかもしれないが)非常に不可解な出来事が相次いでおこった。 |
アマロックのスリーブにまるでデザインであるかのように印刷されている物語。しかし良く読むとおもしろいお伽噺になっている。アマロックの音楽のイメージをなんとなく表現している気になる。この物語はオマドーンのオン・ホースバックをマイクといっしょに共作したウイリアム・マレーによるもの。この点もオマドーンとの関連を示唆して面白い。その英語は簡単そうにみえたが、表現がよくわからないところが散見されて、誤訳をしているところもあるかもしれないのでご了承ください。
Man In The Rain 雨の中の男 あなたのことを思うと胸がはりさけそうになる あなたはそこに留まることはできない、離れた方がいい 壁に必死でつかまっていているのは何のため? あなたはそこに留まることはできない、離れた方がいい 昔のことを思い出したら何を思うの? あなたはそこに留まることはできない、離れた方がいい 昔のことを思い出したら何を思うの? |
チューブラーベルズVの中間部に突然現れる美しい歌声。この曲を歌うCaraの声はなんて美しいのでしょう。曲の構成、ギターフレーズ、ドラミングなどムーンライトシャドウそのものであるが、もとのムーンライトシャドウの美しさをさらに膨らませ、さらに豊かにさせたような曲。その歌詞は、まるで都会の仕事に翻弄される男に呼びかけるようだ。オールドフィールドのヴォーカル曲は、歌手の声も一つの楽器としてとらえているが、歌詞も決しておろそかにしていない。間奏部のコーラスとオールドフィールドのリードギターがユニゾンするところなど、涙が出るほど美しい。自分にとっての生涯の名曲がまたひとつ増えた。(どうもこの曲はMoonlight Shadowとほぼ同時期に作っていたようだ。)
Tubular BellsVにサブタイトルをつけるとすれば、まさしくMan In The Rainなのだろう。この曲がなぜ全体の中間部にあるかという意味を考えると、The Source Of SecretからThe Inner Childまではこの歌詞の主人公である男の「けして溶け込むことのできない世界」での生活を表現し、The Top Of Morningからはこの歌詞の内容通り、自分の道を歩み始める課程を表しているように思う。そしてFar Above The Cloudsのくだりになるわけで、Tubular BellsV全体がMan In The Rainの人生を表現してると思う。だからこそ、この曲が全体の中のキーとなる曲だと思っている。(The Souce of SecretsなどでAmarが歌っている部分の歌詞はヒンドゥー語で、「問題がたくさん起こっているのに、あなたはいったいどこにいるの?」という意味になる。その意味が全体にリンクしている。)だから日本語版に書いてある翻訳はまさしく完全に意味を取り違えた誤訳であり、ひいてはTubular BellsV全体の解釈を誤らせるたいへんにファンにとって失礼なものになっている。(Man In the Rainがストーカーみたいな男に対する捨てセリフにみたいな意味になっている。)ライナに日本語訳をのせることはこうなると反対だ。
Far Above The Clouds 雲の上遥かに 雨の中の男が |
チューブラーベルズVの最後のクライマックスに入る直前に、子供の声で語られるフレーズ。この語りの後で、チューブラーベルズVは壮大なるクライマックスに向かう。この歌詞もなんとも、意味深な感じをあたえる。まるでオールドフィールドが引退をしようとしているみたいにとらえかねない。このフレーズの後で、オマドーンのドラムにのせて、チューブラーベルズの鐘の音が響きわたり、最後にはチューブラーベルズTのフレーズが顔を出す。最後は鳥のさえずりでおわるのだから。まさにオールドフィールドの集大成。変な想像をしてしまうが、間違っても引退などしないことを祈りたい。(そう言う噂もあるにはあるみたい。) プレミアコンサートの際にはこの部分で、オールドフィールドとアニタ・へジャーランドの間にできた10才の娘、Gretaがビデオで口パクで出た。(実際の声は違う子供)最後のエンディングでの鐘の音のあとの鳥のさえずり、そして遠くで聞こえる鐘の音は,それまでの混乱、喧噪から抜け出して至福の域に達した世界が感じられる。
Sunlight Shining Through Cloud 雲間から差し込む陽光 歌詞: Captain John Newton [1725-1807] なんという素晴らしい慈悲だろう(なんて、甘い響きだろう) そして私はそこに陰も感じ取りたい 私の心に恐れを教えたのも、その慈悲だった。 だから私はこの顔に太陽の光を感じ取りたい 私はたどり着いた。 この慈悲が私をこれほど安全なところに導き この慈悲は私を故郷に導いてくれたのだ。 雲の間から差し込む陽の光 |
The Millennium Bellから、Pacha Mamaとならび、アルバム全体のキーとなると考える曲の歌詞。しかしこの歌詞は、アメージング・グレース(Amazing Grace)と呼ばれる大変に有名な讃美歌の歌詞であり、日本でも有名だから、知っている人は多いと思う。その歌詞をそのまま引用しているが、その作詞者は、元奴隷船の船長であったCaptain John Newtonという人で、ある時難破して命を落とし掛けたことがきっかけで、奴隷を取り扱ったことに懺悔し、のちに牧師となったいきさつのある人である。マイクはこの曲をアメリカにおける奴隷解放をテーマとし、この曲の前のサンタマリアによるアメリカ大陸発見の明るい歴史と、この曲によるおなじくアメリカの暗い歴史を対比させたかったと思われる。緑の部分がいわゆるアメージンググレースの詩の部分で、ブルーがこの曲で新たに歌われているところである。アメージンググレースの詞全体はもっと長い。また歌詞も有名な曲なのでいろんな翻訳があるが、この際自分なりに、何も参考にせずに翻訳していますのでご了承ください。しかしアメージンググレースは自分も好きな曲だが、この曲の歌詞がそれを引用したものであるこ� ��も気がつかなかったし、またアメージンググレースの作詞者が元奴隷船の船長だった人だなんて、この歌詞を訳そうとするまではまったく知らなかった。
Liberation 解放 外で鳥たちがさえずり、 恐れ、寂しさ、不幸に打ちひしがれる人々を癒す |
The Millennium Bellから、後半のキーとなる曲。アンネ・フランクの詩の引用だということだが、原詩そのものはどんなものなのかは未調査。しかし、マイクの娘、グレタによって語られるこの詩は心を透き通らせるような旋律と、ミリアム・ストックリーの天使のようなスキャットと、完璧とも言えるようなマッチングを見せてくれて、聴くものの心を見事に震えさせるほどの感動を与えてくれる。アンネ・フランクの素朴な歌詞に言葉にできないくらいの意味を与えている。その歌詞は、On Horsebackなどの曲と同様に、現代の喧騒やしがらみを離れ、人間が自然と調和して生きるべきだということを知らせてくれている。それはまさしく、マイク・オールドフィールドの作品すべてにあてはまる大いなるテーマだといえるだろう。
To Be Free 自由であること 時に自分が孤独であることを感じるときがあるだろう? 時に冷たい世界にいることがあるだろう These are our most popular posts:二人の彼 專輯歌詞 藤田麻衣子 ※ Mojim.com 魔鏡歌詞網藤田麻衣子 歌詞 運命の人歌詞 環状8号線歌詞 見えない月歌詞 未来を歌詞 二人の彼 歌詞 電子レンジ歌詞 遠くへ歌詞 目覚まし時計歌詞 日曜日、僕は荷物持ち歌詞 今でも あなたが歌詞 守りたい人歌詞 横顔~わたしの知らない桜~歌詞. ... なくしたものなら またつかめばいい取り戻さなくていい簡単なことじゃないけどまたこの場所からそう 始めればいい遅すぎることなんてない ... この人はきっとずっとわからない人だから知り たいと思うわかりたいと願うもどかしい感情に私は泣いてこの人を私は好きだと 思い知らされる ... read more「異邦人」(久保田早紀さん)の歌詞の意味がよくわかりません。あ.. - 人力 ...翻訳の元にした歌詞はこちらのカナダのサイト(The Bell)を参考にしました。 ... この部分 についても著作権者の承認をとれておりません。 .... 特にあらたまることなんてないんだ よまるで古き時代の演劇を演じる人のように、自分の役割を知りたくないかい? ... 判読 不明だが) このSoundの意味は音としてしまいそうだが、全体の意味から考えると海峡 、入り江という意味を当てるほうが正解だと思う。 ... ああ 魂の島よ谷は静まりかえり 雪 で白く染まっているアイルランドの目私が死ぬまであなたは私から立ち去ることは できない ... read moreマイク・オールドフィールド歌詞日本語訳というコメントがいくつかありました。 確かに、このブログは趣味でやっているものであり、 ボカロP様には許可などとっていません(というか取れません)。 よくよく考えてみたら、 歌詞や動画を勝手に載せるのは著作権を侵害するのではないか、と。 私がこのブログを ... read more辛い別れ アン・マレー 歌詞・訳詞などによると思うのです。 ... この歌詞で興味深くまた重要なのはタイトルにある「あなたが私 を必要としていた」というところです。 ... そしてもう1つの解釈は, 自分なんていらない 人間なんだと思っていた「私」でも,この世には必要としてくれる人がいることを「私」は 知り, それを「あなたは私を必要としてくれ ... 私はありふれて恋人とみて「君」としました が, 多少無理がありますが同性の友達さらに, 先生と置き換えることもできるかもしれ ません。 read more
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